看護師の職場での人間関係、特にいじめについて悩んでいませんか?
看護師の職場では人間関係の悩みが本当に多いです。
責任ある大変な仕事をこなす中、万が一いじめのような扱いがあろうものなら、相当なストレスを抱えることになります。
本当にツラいし、毎日憂鬱だし、頑張れない、限界、仕事なんて行きたくない…って思っちゃうよね😢
当記事では、看護師の人間関係、特にいじめについてその原因やできる対策を解説していきます。
いじめは絶対にあってはなりません。
もしかしたら、気が付かないうちにいじめる側に回っていることもあるかもしれないので、当記事が目に止まった看護師のあなたはぜひ最後まで読んでみてください。
ではさっそく解説します。
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看護師の人間関係でいじめが多い理由
看護師の人間関係でいじめが多いのはなぜなのでしょうか?
理由は状況によって多岐にわたると考えられますが、以下の7つは代表的な理由としてあげられるでしょう。
- 気の強い人がいる
- プライドの高い人がいる
- 狭い世界で勘違いしてる人がいる
- 排他的な人がいる
- 緊張感のある現場でピリピリしている
- 忙しい現場でピリピリしている
- 上下関係が厳しい
順番に解説します。
気の強い人がいる
看護師の世界には気の強い性格の人が散見されます。
- 支配的な態度で気に入らないことがあるといじめをする
- 自己中心的な態度で他者の意見を聞い入れずいじめる
- 権力を持つ立場にいるとそれを悪用していじめをする
上記のような可能性が考えられます。
もちろん気の強い人が全員そうというわけではありませんが、看護師の人間関係でのいじめが多い理由となりえます。
プライドの高い人がいる
プライドの高い人がいることも、看護師の人間関係でいじめが起こる原因のひとつです。
- 自分より下だと判断した人を見下しいじめをする
- 自分より上だと感じた人が気に入らずいじめをする
- 自分のプライドが傷つけられることがあるといじめをする
例えば学歴もそうです。
大卒、専門学校卒、准看護師から正看護師になった方、状況によってはそれらが理由となりいじめが起こる場合もあります。
プライドの高い看護師がいるといじめが起こりやすいです。
狭い世界で勘違いしてる人がいる
狭い世界で勘違いしている看護師もいじめを起こしやすいです。
- 病棟での業務に慣れてきて「自分はできる看護師」だと変に自信を持ってしまう
- 自信が出てくるとできない看護師を見下すようになる
- いじめに発展する
このようなことが起こり得ます。
実際には上には上が必ずいて、狭い世界で「できる」気になっているだけで決して自分が本当に「できる」なんてことはなかったりします。
しかし、勘違い看護師は自信を持っているので、できないと思った看護師を見下し、いじめまがいのことをしてしまう恐れがあります。
排他的な人がいる
看護師の世界には排他的な人も多い印象です。
排他的な考えはいじめにつながりやすいです。
- 新しい人に対しウェルカムな態度ではない
- 少しでも違う価値観や考えだと受け入れず排除しようとする
- 考えを柔軟に変えない
排他的な看護師が多い職場だと、新人や中途採用の看護師がいじめの標的になる可能性があります。
いじめが起こる人的要因のひとつです。
緊張感のある現場でピリピリしている
看護師の現場は人の命に関わる仕事内容であるがゆえピリピリしています。
- ミスが許されない
- 言動がキツくなる
- 行き過ぎた指導が行われる可能性がある
まだ業務に慣れない新人看護師や中途採用看護師はいじめのような態度を受けやすいです。
忙しい現場でピリピリしている
忙しい現場という点もいじめにつながる要因になりやすいです。
- 殺伐としている
- 時間がないため余裕がない
- イライラを人に当たり散らしやすい
このようなことからいじめに繋がることが考えられます。
上下関係が厳しい
看護師の世界は上下関係が厳しいです。
- 下の者に厳しく当たる
- 下の者を見下す
- 無視などが起こりやすい
状況が悪化していじめにつながる可能性が考えられます。
看護師の人間関係でのいじめの具体例
看護師の世界、怖い…。具体的にはどんないじめがあるの?
看護師の人間関係においていじめが起こりやすい原因を説明しましたが、具体的にはどのようないじめがあるのでしょうか?
以下のようないじめが見られます。
- 陰口を言われる
- 攻撃的な口調で責められる
- 話を聞いてもらえない
- 必要な情報を教えてもらえない
- 仕事を押し付けられる
- 個人の意見を否定・批判される
- 個人情報を言いふらされる
順番に解説します。
陰口を言われる
陰口は本当に多いです。
言いたいことがあるならしっかり伝えなければ何も改善しないのに、陰でコソコソぐちぐち言います。
陰口はいじめではないと思う方もいるかもしれませんが、それが本人の耳に入った時のショックは非常に大きいです。
そもそもいじめの定義としては以下のように言われています。
一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。
陰口はれっきとしたいじめと言えます。
攻撃的な口調で責められる
攻撃的な口調で責められることも多いです。
ミスや知識不足があった時など、必要以上に攻撃的に責められることがあります。
暴言は立派ないじめです。
場合によっては「侮辱罪」や「脅迫罪」にあたるような暴言もあります。
受けた側の精神的苦痛はとても大きいです。
話を聞いてもらえない
話を聞いてもらえないということも看護師の世界では非常に多いです。
- 申し送り中ずっと無言
- 質問があるのに話を聞いてもらえない
- コミュニケーションが取れない
話を聞いてもらえないと、話す側はどんどん萎縮します。
話しかけるのが怖くなります。
しかし、困った末そのまま進めてしまうと文句を言われたり怒られたりします。
精神的苦痛以外の何者でもありません。
立派ないじめです。
必要な情報を教えてもらえない
必要な情報を教えてもらえないこともあります。
看護師の仕事では、医師からの指示が変わったり、支援内容が変わることもよくあります。
それをタイムリーに知らせてもらえないとミスが起こり患者さんに間違った医療や看護が提供されてしまいます。
非常に恐ろしいです。
しかし、必要な情報をしっかり教えてもらえないということが実際にあったりします。
あってはならないいじめです。
仕事を押し付けられる
仕事を押し付けられることもよくあります。
上の者が下の者にやりがちです。
悪意を持った仕事の押し付けは、「どうして私ばかり…」と心身ともに苦痛を感じ疲弊してしまいます。
許してはならないいじめのひとつです。
個人の意見を否定・批判される
個人の意見を否定、批判するいじめもあります。
とにかく認めたくないんです。
重箱の隅を突くように否定・批判してきます。
いじめとしか思えないレベルのことが起こっています。
個人情報を言いふらされる
個人情報を言いふらされるいじめもあります。
人には知られたくないことってありますよね。
それを言いふらされた時の精神的苦痛や絶望感は計り知れません。
怒りも込み上げてきます。
ひどいいじめです。
看護師の人間関係|いじめにあわないために気をつけるべきこと5選
看護師のいじめは許されるものではありません。
いじめる側は絶対的に悪いです。
ただ、世の中にはいじめられない人がいることも事実で、できればそのような人になりたいですよね。
看護師がいじめにあわないために気をつけるべきことは以下の5つです。
- 自身の人格を高める
- 誠実に仕事に取り組む
- おどおどしない
- 愚痴を言うのは信頼できる人にだけ
- 派閥には属さない
順番に解説します。
自身の人格を高める
まず大前提としてあなた自身の人格を高めることが重要です。
「じ、人格を高める…???」
そう思った方もいるかもしれません。
私も昔はピンとこなかったよ💦でも今は結局は自分自身を磨くことがなにより大切だと感じているよ。
- 自分を信じられる
- 自分がどうあれば良いか自分で考えることができる
- 万が一いじめを受けても強い自分でいられる
人格の高さは一長一短で身につくものではないですが、少しずつ意識することで必ず人生が変わります。
変わりたいと感じるあなたはぜひ読んでみてください😌
誠実に仕事に取り組む
誠実に仕事に取り組むこともいじめにあわない人になるために必要なことのひとつです。
前述したように、人格を高めていくことができれば自ずと仕事にも誠実に取り組むようになります。
素敵な人柄な上、誠実に仕事を行う人をいじめようと思う人はいません。
もしいたとしたら、いじめる側が嫉妬や脅威を抱くときかもしれません。
相手の気持ちは想像しつつも、堂々としていて良いでしょう。
- より良い看護ができるよう勉強する
- 日々の仕事に真剣に一生懸命取り組む
- へこたれず努力する
こんな人はいじめられませんし、負けません。
おどおどしない
おどおどしないこともいじめられない・いじめを助長させないために必要です。
おどおどしてしまうといじめる側は「自分が正しい」「もっとやりたい」と思ってしまいます。
おどおどしないためにも人格を高めていくことは有用です。
- 自分の考えが確立される
- 冷静に物事を見ることができる
- 自分を愛し認めることもできる
そのため、おどおどすることもなくいじめにあいにくいです。
おどおどしないことを意識していきましょう。
愚痴を言うのは信頼できる人にだけ
いじめにあわないためには愚痴を言うのは信頼できる人だけにとどめておきましょう。
あなたが言った愚痴がどこで広まっていくかわからないからです。
「壁に耳あり障子に目あり」
「口は災いのもと」
とは言ったものです。
とは言え、自分の気持ちを溜め込みすぎてもいつか爆発してしまいます。
信頼できる人には時々気持ちを聞いてもらえると良いですね。
派閥には属さない
派閥には属さない方が良いです。
派閥に属してしまうと、その派閥から追い出されてしまった時にどこにも行く場所がなくなりいじめの対象になりやすいからです。
そもそも派閥は良いものを生み出しません。
- 敵対心
- 認め合う姿勢の欠如
- コミュニケーションエラー
どれもより良い仕事をしていく上で障害になることばかりです。
派閥には属さず、粛々と人格を高め、仕事に精進することがいちばんです。
看護師の人間関係|いじめる側にならないために気をつけること3選
看護師の中には知らない間にいじめる側に回ってしまっている人も散見されます。
気づかないうちに洗脳されていることもあったりするんだよね…。
決していじめる側に回らないようにするためにも以下のことに気をつけてください。
- 派閥には属さない
- 意外ないじめの内容についても理解しておく
- 同調圧力を感じても同意しない
順番に解説します。
派閥には属さない
派閥には属さないようにしましょう。
派閥に属してしまうと知らず知らずのうちにいじめに加担してしまう可能性があります。
- いじめられている対象者と話しづらい
- 同調しなければならない雰囲気にのまれる
- 仕事にも影響を及ぼす
気の弱いあなたは特に派閥内の考えには逆らえないでしょう。
それではあなたもいじめに加担してしまうことになります。
いじめる側にならないためにも、前述したいじめられる側にならないためにも、派閥には属さず粛々と業務を行うポジションにいましょう。
意外ないじめの内容についても理解しておく
いじめの中には「これもいじめになるの!?」というものがあり、それについても理解しておくことも大切です。
「そんなのちゃんとわかってるよ」
そう思う方もいるかもしれませんが、案外理解できていないこともあるものです。
しっかり理解しておかないと知らず知らずのうちにいじめる側になっている可能性があります。
- 暴言
- 無視
- 仲間はずれ
- 無理難題の要求
- ミスに対する度が過ぎる注意や指導
- 業務を与えない
- 業務から外す など
あからさまに行っていなくても、同調圧力でやってしまっている内容があるかもしれません。
今一度いじめについてしっかり認識することが大切です。
同調圧力を感じても同意しない
知らず知らずのうちにいじめる側に回ってしまっている可能性のある人は、同調圧力に負けている人が多いと思います。
「本当はかばいたいけど〇〇先輩が言うから…」
「自分だけ話しかけるのは勇気がいるから…」
「自分も弱い人間だから…」
そう思っている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、決していじめる側に回ることは良いこととは言えません。
自分自身の人格を高め、粛々と仕事をこなせる人になりましょう。
もしいじめる側の同調圧力が強くても、
「そもそも患者さんの不利益になることをしてはいけない」
「そもそもこの職場がどうしたら良くなるのか考えるほうが良い」
と、凛とした態度でいれると良いと思います。
万が一看護師の人間関係でいじめられたらどうする?
めんどうな人間関係ほんと嫌だなぁ…。万が一いじめられちゃったらどうしよう?
万が一いじめられた時は以下のことをやりましょう。
- 仕事ができるように勉強する
- 信頼できる人にありのままの気持ちを聞いてもらう
- いじめの内容を記録しておく
- 上司に相談する
- ハラスメント委員会があれば相談する
- 異動または転職する
順番に解説します。
仕事ができるように勉強する
ミスをする人はいじめの対象になりやすいです。
看護師のミスは重大な事故に繋がる恐れがあるため、非常にミスに敏感です。
大事なことではありますが、行き過ぎた指導がいじめに繋がることがあります。
ミスをしないよう勉強し、前向きに仕事に取り組む姿勢が見られれば、いじめの対象から外れやすいです。
仕事ができるようになると俄然働きやすくもなります。
ミスをしないよう仕事ができるよう頑張ることは有効です。
信頼できる人にありのままの気持ちを聞いてもらう
信頼できる人にありのままの気持ちを聞いてもらうことも大切です。
辛い気持ちを抱え込んだままでは心が病んでしまいます。
- 友人
- 家族
- 心療内科
あなたが心を許せる人に辛い気持ちを聞いてもらいましょう。
話を聞いてもらい、寄り添ってもらえるだけで少し心が軽くなります。
いじめの内容を記録しておく
少々辛いかもしれませんが、いじめの内容を記録しておくことも重要です。
あとあとそれが証拠になります。
- いじめがあった日にち
- 誰にされたか
- どんな内容だったか
- 上司に相談した場合、相談した日や内容・どう対応してくれたかなど
しっかり記録しておきましょう。
もし録音できるのであればそれも有効です。
上司に相談する
いじめが続くようであれば上司に相談する必要もあります。
上司には働きやすい職場環境を整える役割があり、部下の管理もその一部です。
いじめを受けていて精神的苦痛が大きく、仕事に支障が出ていることをしっかり伝えましょう。
ハラスメント委員会があれば相談する
もし上司に相談しても有効な手立てを施してもらえない場合、職場にハラスメント委員会があればそこに相談するのも良いです。
ハラスメント委員会が然るべき対応をしてくれるでしょう。
異動または転職する
然るべき人や場所に相談してもなお改善の余地がない場合、あなたの気持ちやより良く働く権利を守るため、異動または転職を検討することも大切なことです。
まず、あなたの健康以上に大切なものはありません。
責任感が強く、なかなか仕事を辞められないと思う方もいるかもしれませんが、あなたの健康を損ねてしまっては何の意味もありません。
一度壊れた心は回復するまでに非常に時間がかかります。
これ以上ここで働くのは無理だと感じたら我慢せず離れましょう。
異動や転職をして働きやすくなった看護師はたくさんいます。
今の職場だけが全てではありません。
あなたが心から気持ちよく働ける職場は必ずあります。
今すぐ転職の意思はなくても情報収集はしておいてください。
いつでも良い職場に転職できると思えるだけで心が少し軽くなるから。
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看護師の人間関係|いじめは絶対だめ!自分を守ろう
看護師の人間関係でいじめに悩む方は本当に多いです。
いじめは許されるものではありません。
しかし、自分を守れるのは自分だけです。
大切なあなたの心と体の健康を守りつつ、楽しく気持ちよく働いていことは絶対にできます。
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あなたが心から安心して働ける職場に出会うことを心から祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。