訪問看護師の給料の手取りや年収はどのくらいなのか気になりませんか?
訪問看護に転職したいけど
お給料が気になる!
このように思っている方は多いと思います。
思うよりも低いお給料だったら転職をためらってしまうかもしれません。
逆に、思うよりも高いお給料だったらがぜんやる気が湧いてきますよね。
当記事では、訪問看護師の給料について、手取りや年収はどれくらいかを徹底解説します!
- 訪問看護師の給料|手取りや年収
- 訪問看護師の給料が高くなる理由
- 訪問看護師で年収1000万は可能か
- 給料が高い訪問看護ステーションに転職するコツ
- 給料が高い訪問看護ステーションの注意点
- 看護師歴21年、訪問看護師歴11年目
- 訪問看護大好き😆🌸
- 転職経験3回|3か所の訪問看護ステーションでの勤務経験あり
- あなたの訪問看護転職を全力で応援したい!笑顔で生き生き働ける看護師さんが増えることを心から願っている
ぜひ最後まで読んで、お給料に納得した上で訪問看護への転職を検討してみてくださいね。
ではさっそく解説します。
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訪問看護師の給料|手取りや年収はいくら?
訪問看護師の給料は以下のようなデータが出ています。
訪問看護フルタイム勤務正職員 平均給与月額 337,942円
日本看護協会 2014年訪問看護実態調査 報告書
月給が約33万円ということは、手取りにすると約27〜28万円です。
上記月給でボーナスがない場合の年収は約400万円です。
年収については、インターネット上の情報をさらに調べてみましたが、各情報でばらつきがありました。
【訪問看護師の年収について】
- 看護roo!の情報:435万
- career-theoryの情報:491.2万
- ビジケアの情報:350〜500万
だいたい上記がボリュームゾーンと言えると思います。
しかし、実際には年収500万以上の訪問看護ステーションも存在します。
私が今勤めている訪問看護ステーションの年収は約600万だよ。
訪問看護師のお給料は、勤める地域や勤める訪問看護ステーションの特徴によってかなり違いがあります。
訪問看護師の給料(手取りや年収)が高くなるのはなぜ?
前述したように、訪問看護師の給料は地域差や各訪問看護ステーションによっての差が大きいです。
その具体的根拠は以下の3つです。
- 都心部と地方で状況や介護報酬が違う
- 訪問件数に応じてインセンティブがつく
- 休日出勤やオンコール当番で手当がつく
順番に解説します。
都心部と地方で状況や介護報酬が違う
訪問看護師の給料は地方より都心部の方が高いです。
- 都心部は介護報酬が高いから
- 住宅が密集していて移動距離が短い分多くの訪問にまわれるから
- 移動手段が車ではなく自転車だと維持費が安いから
訪問看護の報酬のひとつである介護報酬は、地域区分があります。
地域区分は8種類に分かれており、1級地は一番下の級地と比べると20%高くなっています。
東京の特別区は1級地だよ。
2級地は、東京町田市や神奈川県横浜市、川崎市、大阪府大阪市などがあるよ。
都心部は地方と比べ、より多くの介護報酬が入ります。
また、都心部は住宅が密集しているため、各利用者さん宅までの移動距離が短く済むことが多く、その分訪問件数が増やせるので売り上げをアップすることができます。
移動手段が車ではなく自転車であることも多く、維持費等のコストが抑えられる良さもあります。
よって、都心部では給料も高くなる傾向があります。
実際、都心部の訪問看護の月の給料の手取りは30〜40万円前後であることも多いよ。
訪問件数に応じてインセンティブがつく
訪問看護では、訪問した件数によってインセンティブがもらえる場合があります。
これは、各訪問看護ステーションの経営方針や給与形態によって違います。
インセンティブ制度がある訪問看護ステーションだと、頑張った分だけお給料は高くなります。
訪問看護の会社の売上は訪問件数が多ければ多いほど上がるよ。
そして、訪問看護師の1日の訪問件数は4〜5件というステーションが多いけど、6件以上まわるようなステーションは必然的にお給料も高めになるよ。
休日出勤やオンコール当番で手当がつく
訪問看護では、休日出勤やオンコール当番をすることによっても給料が上がります。
それらの手当がつくからです。
これに関しても頑張った分だけお給料はもらえます。
まとめると、
- 都心部(介護報酬が高い地域)
- 1日にまわる訪問件数が多く(6件以上)、訪問件数に応じてインセンティブがつく
- 休日出勤が多く、オンコール当番の回数も多い
高給与の訪問看護求人は上記のような特徴があることが多い!
訪問看護師の給料(手取りや年収)は働き方によっても変わる
訪問看護師の給料は、働き方(雇用形態)によっても変わります。
訪問看護師の主な働き方(雇用形態)は以下です。
- 常勤 オンコールあり
- 常勤 オンコールなし
- 非常勤(パート)
常勤オンコールありの働き方がいちばんお給料が良いです。
基本給に加え、オンコール手当や出動手当もつくので、手取り30〜40万も可能な働き方だよ。
常勤オンコールなしは、オンコール手当や出動手当がつかないので手取りはやや下がります。
私は常勤オンコールなしの働き方の時は、手取り22万円前後だったなぁ。
非常勤(パート)は時給制であることがほとんどです。
非常勤の時給も、地域や各訪問看護ステーションでかなり違います。
訪問看護師の時給の時給の平均は約1,600円
日本看護協会 2014年訪問看護実態調査 報告書
平均は上記の金額だけど、私は今パートで働いていて時給は2,000円超えだよ〜。やっぱりパートの時給も地域差や各訪問看護ステーションの経営方針で違うね。
訪問看護師で年収1000万円は可能?
たまに、「訪問看護師 年収1000万」というワードを見かけることがありますが、実際可能なのでしょうか?
結論を言うと、訪問看護師として年収1000万円を稼ぐのは難しいです。
訪問看護ステーションの経営者であれば可能な場合もあります。
訪問看護ステーションの管理者でも500から800万の年収と言われていますよ。
訪問看護に転職するなら給料(手取りや年収)の確認は超重要
前述したように、訪問看護ステーションの給料は地域差と訪問件数、手当がどのくらいつくかでかなり変わってきます。
給料の高い訪問看護ステーションに転職するコツは以下です。
- あなたの住む地域の訪問看護の給料の相場を調べる
- 1日の訪問件数やオンコール当番の回数、手当の額を確認する
- プロの手を借りる
訪問看護に転職前に、あなたが住む地域の訪問看護の給料の相場は調べておいた方が良いです。
極端に相場の給料から低い訪問看護ステーションは、給料の観点で言うと避けたいところだから。
また、転職希望の訪問看護ステーションの1日の訪問件数や手当の有無も聞けるとミスマッチを防ぎやすいです。
とは言え、お給料のことを自分ひとりの力で情報収集するのはかなり難しいです。
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①訪問件数が多い
②オンコール当番が多い
これらは給料が高くなる一方で、仕事内容としてはキツイ可能性もあるから、あなたが転職において何を大切にしたいか自分の気持ちをはっきりさせておくと良いよ。給料?ワークライフバランス?
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