訪問看護って人間関係はどうなのかな?転職を考えているけど、もう人間関係で失敗するのはイヤ…。人間関係の良い訪問看護ステーションってある?どうやって探せばいい?
このような悩みを解決する記事です。
結論から言うと、訪問看護ステーションの人間関係は職場によって実にさまざまです。
身も蓋もない結論ですが、やはり人間は誠に千差万別な生き物であるため、訪問看護だけ特別に人間関係が良いということはありません。
しかし、人間関係の良い訪問看護ステーションを見極める方法はあります。
当記事では以下のことがわかります。
- 訪問看護における人間関係の特徴
- 人間関係の良い訪問看護ステーションの見極め方
- 人間関係の良い訪問看護ステーションの具体的な探し方
- 看護師歴21年、訪問看護師歴11年目
- 訪問看護大好き😆🌸
- 転職経験3回|3か所の訪問看護ステーションでの勤務経験あり
- あなたの訪問看護転職を全力で応援したい!笑顔で生き生き働ける看護師さんが増えることを心から願っている
訪問看護転職で人間関係に失敗したくないあなたは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ではさっそく解説します。
\ 人間関係の良い職場を探すならココ /
訪問看護ステーションの人間関係は良い?
繰り返しますが、訪問看護ステーションの人間関係が良いかどうかの結論は以下です。
「一概には言えない」
理由は、各訪問看護ステーションによって働いている管理者・スタッフの人柄が誠に千差万別だからです。
結局、働いている管理者や、ひとりひとりのスタッフの人柄がステーション内の人間関係の良し悪しを決めることが多いです。
- 思いやりのある人
- お互いを認めあえる人
- 協調性のある人
- 感情コントロールができる人
- コミュニケーション力の高い人
このような人柄の管理者・スタッフがいる訪問看護ステーションは、必然的に人間関係も良くなります。
逆に、
- 攻撃的な人
- 威圧的な人
- 差別的な人
- プライドが高すぎる人
- 言い訳がましい人
このような人柄の管理者・スタッフがいる訪問看護ステーションだと、人間関係は悪化しやすいです。
私は3ヶ所の訪問看護ステーションで働いたことがあるけど、職場の人間関係は本当にそこで働く「人」で決まるなと感じているよ。
訪問看護ステーションにおける人間関係の特徴3選
一概に良い悪いとは言えない訪問看護ステーションの人間関係ですが、訪問看護ならではの人間関係の特徴はあります。
それは以下の通りです。
- 勤めているスタッフ数によって変わる
- 合わない人がいても一緒に過ごす時間は少なめ
- 管理者のカラーが職場の雰囲気に反映されやすい
順番に解説します。
勤めているスタッフ数によって変わる
訪問看護の人間関係は、勤めているスタッフが何人くらいいるかでも変わってきます。
訪問看護ステーションは、少ないところだと看護師が3人いればステーションを運営することができます。
逆に大規模な訪問看護ステーションだと、勤めているスタッフが数十名ということもあります。
スタッフ数が少ないと…
スタッフ数が多いと…
それぞれでメリット・デメリットがあります。
私はHSP気質ということもあり、大人数の訪問看護ステーションで働いていた時は疲れやすかったな…。人それぞれで合う合わないがあると思うよ。
合わない人がいても一緒に過ごす時間は少なめ
訪問看護の人間関係の特徴として、合わない人がいても一緒に過ごす時間は少ないということがあります。
訪問看護はひとりひとりの看護師がそれぞれ各利用者さん宅に訪問して看護を行うからです。
- ずっと同じ空間での仕事で逃げ場がない
- 同じ夜勤の時なんかはすごくブルー
- 処置やダブルチェック時など関わることも多い
訪問看護以外の看護師の職場、例えば病棟やクリニックなどは上記のような特徴があると思います。
- 訪問中はひとり
- 移動中の車内ではひとりでホッと一息つくこともできる
- 他スタッフと関わるのはミーティングや申し送りの時のみ
上記のような特徴があることも、訪問看護の人間関係の特徴です。
管理者のカラーが職場の雰囲気に反映されやすい
訪問看護の人間関係で非常に大きいのは管理者さんのカラーです。
訪問看護ステーションは、管理者さんの考えや価値観が職場のカラーとなることが多いです。
- 訪問看護に対する考え、価値観
- 人材(スタッフ)に対する思い
- お人柄
これらがそのままステーションのカラーとなり得ます。
どちらのステーションが良いかは一目瞭然ですよね。
管理者さんのカラーが出やすいことは、訪問看護の人間関係の特徴のひとつです。
人間関係の良い訪問看護ステーションの見極め方
訪問看護ステーションの人間関係についていろいろ説明してきましたが、これから訪問看護で働きたいと思っているあなたは、
「とにかく人間関係の良いステーションで働きたい!」
「信頼できる管理者のもとで働きたい!」
「転職に失敗したくない!」
これが心からの本音ではないでしょうか。
人間関係の良い訪問看護ステーションを探すためには、大前提として入職前の職場見学がマストです。
面接の場だけで就職を決めず、複数の訪問看護ステーションを見学したほうが良いです。
そして、見学時には以下のことを確認し、人間関係の良し悪しをしっかり見極めましょう。
- 管理者の考えや人柄
- 職場全体の雰囲気
- 先輩からの話
順番に解説します。
管理者の考えや人柄
管理者さんの考えや人柄については、その訪問看護ステーションの人間関係について把握する上でいちばん重要だと思います。
- 管理者が良いと組織も良い可能性が高い
- 管理者の人間性が微妙な場合、「上司」という立場的にも逆らえない人からの攻撃を受ける可能性がある
管理者さんは訪問看護ステーションにおけるリーダー的存在です。
リーダーが優秀な組織は良い組織である可能性が高いです。
- 管理者自らがムードメーカー
- なんでも相談できる風通しの良い職場風土
- 人間関係を良好に保つための取り組みをしている
素晴らしい管理者さんがいる訪問看護ステーションは上記のような場合が多いです。
逆に、管理者さんの人柄が残念な場合、上司という圧倒的に逆らえない立場の人からパワハラまがいのことをされる可能性があります。
これは本当に辛いよ…
管理者さんのお人柄は、見学時の会話や質問を通じて必ず見極めてみてください。
詳しくはコチラの記事をみてね
筆者の過去のつらい体験はコチラ…
職場全体の雰囲気
訪問看護ステーション見学では、職場全体の雰囲気もよく観察しましょう。
見学に行った際に感じる第一印象はけっこう当たります。
「なんかいやだな…」
もしそう感じることがあれば、それはきっと何か理由があると思います。
- なんとなく雰囲気が暗い
- 空気が重い
- 静かすぎる
- 乱雑
- 歓迎ムードがない
第一印象で良くない印象があった場合は、慎重に検討したほうが良いでしょう。
働いているスタッフの表情や会話もよーく観察してみてくださいね。
先輩からの話
ランチミーティングや同行訪問ができる場合、先輩からのお話を聞くチャンスがあります。
現在働いている先輩の生の声を聞けるのは大変貴重!
- 「先輩から見てこちらの職場はどのような職場ですか?」
- 「働きやすいと感じるポイントはどのようなところですか?」
- 「訪問看護は初めてなので不安なのですが…報告連絡相談はしやすい職場風土ですか?」
人間関係ばかりを気にしているようでは良い印象を与えないと思うので、訪問看護のことも聞きつつ、合間で上記のような質問もしてみると良いでしょう。
訪問看護で働くなら人間関係は超大事!働きやすい訪問看護ステーションを探そう
訪問看護はとっても素敵な仕事です。
私は訪問看護に携わって早12年目だけど、今がいちばん楽しいよ。
毎日前向きな気持ちで利用者さんのもとへ伺い、楽しくやりがいを持ちながら働いています。
訪問のあとは心からの充実感も得ています。
こんなに楽しく仕事ができているのは、自分に合った訪問看護ステーションで素敵な仲間と働けていることがとても大きいです。
職場における人間関係は本当に本当に重要。
管理者さんをはじめ、スタッフ皆で良いコミュニケーションを取りながら仕事できることが、訪問看護が楽しいと思えるいちばんの要因と言っても過言ではありません。
もう一度言いますが、働く訪問看護ステーションの人間関係は本当に重要です。
人間関係が良く、働きやすい訪問看護ステーションを見つけるためには、複数の訪問看護ステーションを見学することがマストです。
複数見比べて、人間関係がよく安心して働けそうな訪問看護ステーションを見つけましょう。
見学する訪問看護ステーションを探す方法はいくつかありますが、時間がある場合はあなた自身で探して自己応募できると良いです。
なぜなら、自己応募のほうが採用確率は上がるから。
訪問看護の求人の探し方はコチラの記事にまとめています
- 働きながらの求人探しで時間がない
- 自分で探すのは難しい
- 自分ひとりじゃ不安
そんなあなたは、看護師転職サイトを使ってみてください。
看護師転職サイトは登録も利用も無料。
一切お金を払うことはなく、また、必ず転職を迫られるわけでもありません。
まずは情報収集のみでも問題ないので、見学したいと思える訪問看護ステーションを探してみてくださいね。
\プロとともに人間関係の良い職場を探そう!/
転職サイトの担当者さんは内部事情に精通しているので、人間関係の情報も聞いてみようね。
あなたが人間関係がよく働きやすい訪問看護ステーションに出会えることを心から祈っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。