訪問看護師になるにはどんな資格や条件が必要?経験が浅くてもなれるのかな?
こんな疑問にお答えする記事です。
結論から言うと、経験が浅くても訪問看護師になれます。
- 訪問看護師になるための資格や条件
- 経験が浅い、初めてで不安という方にとって最も大切なこと
- 看護師歴21年、訪問看護師歴11年目
- 訪問看護大好き😆🌸
- 転職経験3回|3か所の訪問看護ステーションでの勤務経験あり
- あなたの訪問看護転職を全力で応援したい!笑顔で生き生き働ける看護師さんが増えることを心から願っている
訪問看護をやってみたいけど、自信もないし怖くて迷っているあなたはぜひ最後まで読んでみてね😊
ではさっそく解説します。
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訪問看護師になるために必要な資格や条件
訪問看護師になるために必要な資格は以下です。
- 正看護師
- 准看護師
いづれかの国家資格があれば訪問看護師になれます。
訪問看護師になるための条件として、各訪問看護ステーションによっては以下のように提示している場合もあります。
看護師勤務経験〇年以上
看護師勤務経験3〜5年と提示している場合が多い印象です。
しかし、近年では新卒の看護師やブランクのある看護師を採用する訪問看護ステーションも増えています。
このあたりは各訪問看護ステーションによって求める人材像が違うことが背景にあるので、あなたの状況と訪問看護ステーション側とのマッチングが重要になります。
言い換えると、マッチングさえバッチリなら新卒でも、経験が浅くても、ブランクがあっても、訪問看護師として働いていけるということだよ!
なるほど〜…。
訪問看護師になるためにまずはやってみるのが良い理由3つ
でも看護師としての経験も未熟な私が訪問看護師になれるのか、やっていけるのか、やっぱり不安です…。
気持ち、すごくわかります!でもまずは働き始めてみるのが結局1番の成長になるよ😊
看護師免許があれば訪問看護師になれるとは言っても、ひとりで訪問する訪問看護が自分に務まるのか不安に感じる方も多いと思います。
結論としては、悩んでいるならまずは働いてみることをオススメします。
理由は以下の3つです。
- 訪問看護は働きながら学んでいけるから
- 迷っていたらいつまでも訪問看護師になれないから
- 働くなら早い方が良いから
順番に解説します。
訪問看護は働きながら学んでいけるから
訪問看護は働いていく中で学ぶことがとても多いです。
- さまざまな疾患について
- 医療機器について(在宅酸素や人工呼吸器など)
- 利用者さん、ご家族との関わりについて
- 訪問看護師としての姿勢について
- 介護保険、医療保険について
- 介護保険で受けられる訪問看護以外のサービスについて
最初はわからないことばかりなのは当然です。
利用者さん、ご家族との関わりや看護を通じて、わからないことを勉強したり、上司や先輩に聞きながら学んでいくことがいちばんの成長につながります。
いきなりひとりで訪問することはありませんので安心してください😊
必ず最初のうちは同行訪問(先輩と一緒にまわること)があります。
訪問看護師になりたい、成長したい、頑張ってみたい、そう思うなら、働きながら学んでいくのがいちばん早いです。
迷っていたらいつまでも訪問看護師になれないから
迷っているばかりではいつまでたっても訪問看護師にはなれません。
「急性期看護師しか経験がないから慢性期看護も経験して訪問看護に挑戦しよう」
上記は例えばの考え方ですが、このように明確な目標が自分の中にあるなら良いと思います。
しかし、今の職場でただただ迷っているのであれば、訪問看護に転職し挑戦してみる方が良いです。
前述しましたが、働きながら学んでいくことが成長への近道だからです。
迷うばかりで決心がつかない場合は、思い切って働いてみることをオススメします。
訪問看護をやってみるなら早い方が良いから
訪問看護の道でやっていきたいのなら、働き始めるのは早い方が良いと感じます。
一概には言えませんが、20代のうちから訪問看護をやってみることにはたくさんのメリットがあります。
- 結婚前だと自分に使える時間が多いのでよりしっかり集中して学んでいける
- オンコール当番もしやすい(家庭があると夜間対応が難しいこともあります)
結婚、出産後も家庭や育児と両立しながら少ない勤務日数でも働けるのも訪問看護ですが、たくさん経験を積むという観点で言うと早く始めた方がよりたくさんの経験ができます。
「訪問看護をやってみたい」
そう思ったら、やってみるのは早い方が良いです。
働く訪問看護ステーション選びは超重要
そっかぁ…。じゃあ挑戦してみようかな…!
良いと思います!ただ1つ、これだけはよーく見極めてほしいということがあるよ。
???
なんですか?
訪問看護が初めてのあなたにとって何より大切なのは、働く訪問看護ステーション選びです。
どのような訪問看護ステーションで働くかは、あなたが訪問看護師として正しく成長していけるかを大きく左右します。
失敗してしまうとつらくしんどいまま終わってしまう可能性があるよ💦
筆者は3ヶ所の訪問看護ステーションで勤めた経験がありますが、教育体制皆無のステーションも残念ながら経験しています。。
あなたが安心して働いていける訪問看護ステーションを選びましょう。
給料などの条件だけで決めるのはちょっと危険。。
- 教育体制
- 訪問看護ステーション管理者の看護観
- 理念
- 人材育成に対する考え
これらをきちんと確認し、「ここなら安心して学び働いていけそう」と思えた訪問看護ステーションを選ぶことが何より大切です。
働く訪問看護ステーションの探し方
そ、それは絶対失敗したくないです!素敵な訪問看護ステーションはどうやって探せばいいですか?
探し方としては以下の方法があります!
訪問看護ステーションの探し方は以下の6つです。
- 厚生労働省のホームページにある「生活関連情報検索 介護サービス情報公表システム」で検索して企業のホームページから応募または直接電話
- TwitterやInstagramなどのSNSで探す
- ハローワークで探す
- 知人からの紹介
- 看護師転職アプリ「ジストリー」の利用
- 看護師転職サイトの利用
詳しくはこちらの記事に書いています👇
▶訪問看護の知られざる求人の探し方6つを転職経験者が完全解説【成功率UP】
上記の記事を参考に、まずはあなたが通えそうな範囲にある訪問看護ステーションをピックアップして見学を申し込んでみましょう。
見学の際には以下のことを確認します。
- 教育体制
- 訪問看護ステーション管理者の看護観
- 理念
- 人材育成に対する考え
訪問看護で勤めるのが初めての場合、上記はとても大切です。
他にも、
- オンコール当番の回数
- 1日の訪問件数
- 残業はどれくらいあるか
- 休みについて
などなど、気にすべきポイントは実際はあったりします。
ちなみに、これら訪問看護ステーションの選び方のポイント14選について知りたいあなたはこちらの記事を合わせて読んでみてください👇
▶【決定版!訪問看護転職】働くステーションの選び方14選現役訪問看護師が徹底解説
しかし、訪問看護が初めてのあなたが職場を探す時に大事なことという観点で言うと、やはり教育体制や管理者さんの人材育成に対する考えについてはとても重要です。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
訪問看護師になりたいならまずやってみよう!
訪問看護をやってみたいあなたが感じる迷いや不安はとてもよくわかります。
でもそれでもまずはやってみてほしいというのが結論です。
働く訪問看護ステーション選びさえ間違えなければ必ず大きな学びや成長があります。
必ずしっかり働いていけるよ!
万が一、
- やっぱり難しい
- 思っていたのと違った
- どうしてもやめたい
そう思ってしまった場合はやめることはできます。
今の時代、看護師が活躍できる場所は本当にたくさんあります。
訪問看護をやってみた、でも合わなかった、その経験も決して無駄にはなりません。
尻込みしすぎず、まずはやってみてほしいなと思うよ〜😊
初めての転職活動が不安なあなたはこちらの記事も参考にしてくださいね👇
あなたが一歩踏み出せることを心から応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。