訪問看護師ってやめちゃう人も多いの?
どうして?仕事がきついの?
訪問看護をやめちゃう人の理由が知りたいな💦
わたしは訪問看護師歴11年になりますが、辞めていく人たちをたくさん見てきました。
結論を言うと
\ 大きく分けると原因はコレ💦 /
本質的にあわなかった
職場があわなかった
のどちらかが主な理由です。
本質的にあわなかった場合は訪問看護を続けていくのはしんどいです。
しかし、職場があわなかっただけの場合は、働きやすい訪問看護ステーションに勤めることができれば楽しく訪問看護を続けられる可能性があります😌
この記事では、訪問看護を辞める理由を
・本質的にあわなかったパターン
・職場があわなかったパターン
の2つに分けて解説します✍
- 看護師歴21年、訪問看護師歴11年目
- 訪問看護大好き😆🌸
- 転職経験3回|3か所の訪問看護ステーションでの勤務経験あり
- あなたの訪問看護転職を全力で応援したい!笑顔で生き生き働ける看護師さんが増えることを心から願っている
訪問看護に興味があるけど不安なあなたの気持ちが
少しでも納得・理解に変わるように徹底解説していきますよー✊✨
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訪問看護を辞める理由|本質的にあわなかった3選
訪問看護が本質的にあわなかったパターンは以下の3つです。
- 急性期看護や最新の治療を行う現場で働きたい
- 車の運転がだめだった
- 体力的・衛生的に無理だった
順番に解説します。
急性期看護や最新の治療を行う現場で働きたい
在宅看護は常に最先端の医療を行う場ではありません。
病院のように衛生材料がそろっていないということも当たり前です。
使うものひとつひとつに利用者さんが負担するコストがかかるので、限られたものでベストをつくす環境です。
訪問看護をやってみたけど
\ なんか違った…💦 /
「やっぱり急性期の現場でバリバリ働きたい」
「最先端の医療を常に学びたい」
「医療環境のしっかり整った場所で働きたい」
そう思って訪問看護を辞めていく人は一定数います💦
車の運転がだめだった
訪問看護では利用者さんのお宅まで車・自転車・バイクなどで移動します。
時間に遅れないよう狭い裏道を使うことも多いですし、お宅によっては駐車スペースがとっても狭い家もあり
ある程度の運転技術を必要とします。
雪の降る地域では冬は雪道運転となりとっても大変です。
運転や駐車は慣れる人がほとんどですが、
\ 運転しんどい…💦 /
「車、こすっちゃった…」
「利用者さんのお宅の壁を傷つけちゃった💦」
「狭い道とか冬道とか、運転疲れすぎる😢」
車の運転がストレスになり
それが一因で無理だった…という人もいます😭
体力的・衛生的に無理
訪問看護は体力勝負です。
まず利用者さん宅への移動🚗🚲
夏は炎天下の中移動!
冬は凍える寒さの中移動!
自転車移動の場合は、雨の日はかっぱをきて自転車をこぎ、台風の中でも進み、大雪の中でもかけつける…
すごく大変です💦
お宅の中もまたしかり。
寒い家、暑すぎる家、さまざまで、基本的にはこちらがそれにあわせます。
そんな環境の中でケアをします。
病院の中のようにエアコンが効いて快適な中ずっと仕事ができるわけではありません。
そして、申し訳ないですが想像を絶するほどゴミであふれたお宅もあります…。
\ 無理でした…💦 /
「こんな過酷な環境では体力がもたない」
「衛生的にどうしても無理…😭」
そういう理由が一因となり辞める人もいます💦
訪問看護を辞める理由|職場があわなかった5選
次に職場があわなかったパターンです。以下の5つがあります。
- オンコールがきつい、ストレス
- 休みを取りにくい
- 忙しすぎて疲れた
- 1人で判断することの精神的負担の大きさ
- 管理者と合わない
順番に解説します。
訪問看護のオンコールがきつい・ストレス
それぞれの訪問看護ステーションでオンコール当番の現状は違います。
\ こんな違いがあります💦 /
・当番の頻度
・実際にかかってくる電話の回数
・実際に出動になる頻度
・夜間出動になった次の日の勤務について(そのまま仕事か休みになるのか)
・当番時のフォロー体制(2人体制か 迷ったときの相談体制はどうかなど)
当番の頻度が多すぎたり、夜間出動した次の日も普通に激務だったり、忙しい状況が続くとかなり疲弊します😥
夜間にひとりで対応するプレッシャーやストレスも大きいです。
「当番の電話を持つだけでぜんぜん休んだ気がしない…」
とも感じます💦
疲弊しやすい職場環境か否かは各訪問看護ステーションによってぜんぜん違います。
\ それぞれ違う内情😥 /
・人員不足
・スタッフへの配慮がない
・良好なコミュニケーションがない
このような訪問看護ステーションも残念ながら存在します😢
オンコール業務は決して楽ではありません。それに職場環境の悪さもあいまってつらくなり辞めてしまう看護師さんもいます💦
訪問看護は休みを取りにくい
絶対に休めないわけではありませんが、職場によって「休みの取りやすさ」はぜんぜん違います。
訪問看護では看護師が休んだ場合、その人が行くはずだった訪問をかわりの看護師が行きます。
ゆえに
「人員不足」
があるステーションでは休みは取りにくいです💦
また、
\ いい職場環境🙌✨ /
・管理者はじめスタッフ皆が休みを積極的に取っている
・急な休みもお互い様の精神で快く対応してもらえる
・休んだときのフォロー体制が確立されている(申し送りや事前の同行訪問など)
このような職場は働きやすいですが、これと逆の職場だとかなり働きにくいです…。
わたしもお休みをもらうたびに管理者が怖くて悲しくなってしまい
働く訪問看護ステーションを転職しました💦
\ 気持ちよく休めない…😭 /
希望の休みも快く取れない…
子供が小さい等の理由で急なお休みをもらうことがあるが、そのたびに肩身が狭い…
そんな休みの取りづらさに疲れて辞めてしまう人もいます😢
訪問看護が忙しすぎて疲れた
訪問看護は、病棟とはまた違った忙しさがあります。
・時間通りにまわらなければいけない忙しさ
・重症利用者の訪問も基本ひとりで対応する大変さ
・多職種への連絡がたくさんある忙しさ
・決まったスケジュールの中に緊急訪問が飛び込んでくる忙しさ
・書類業務の大変さ
・ずっと続けていく必要がある自己学習
慣れないうちは特にこれらの忙しさの壁にぶち当たります。
乗り越えていくには自身の努力ももちろん必要です。
しかし、
\ つらい職場環境…😢 /
・悩みを相談しにくい
・管理者や先輩スタッフが怖い
・声をかけにくい
・声をかけてもらえない
そんな職場環境だと「孤独に戦っている感」がとっても強くなります。
それに心も体も疲れてしまい辞めていく人も多いです💦
訪問看護のひとりで判断することに精神的負担が大きく疲れた
ひとりで判断する場面が多いことも同様です。
訪問看護では基本ひとりで訪問するので、その場での判断の責任は自分にあります。
しかし、迷ったときや悩んだときには電話で管理者やほかのスタッフに相談できる訪問看護ステーションがほとんどです。
そうはいっても、
\ やはりコレ💦 /
・悩みを相談しにくい
・管理者や先輩スタッフが怖い
・声をかけにくい
・声をかけてもらえない
そんな職場環境ではしたい相談もしづらくなってしまいます。
ひとりで判断する不安やプレッシャーを相談できず、抱えきれずに心が折れ辞めていく人もいます😢
訪問看護ステーションの管理者と合わない
管理者さんの存在はとっても大きいです。
絶対的な「ボス」「リーダー」です。
なので、訪問看護ステーションは管理者さんの人柄や抱く看護観・方針によってスタッフの働きやすさが大きく左右されます。
管理者さん自ら
\ ついていきたい!と思える管理者さん✨ /
・声をかけあう
・良好なコミュニケーションを取ってくれる
・看護観が利用者さんに寄り添う温かいもの
・ぶれない姿勢
・言葉と態度に一貫性がある
そんな人柄だと間違いなく働きやすいです✨
しかし、逆であると必ず働いているうちにしんどくなります。
\ 私も経験しました…😢 /
「管理者と看護に対する考えがぜんぜんあわない」
「一貫性がない」
「意見を聞いてもらえない」
「威圧的すぎて萎縮してしまう」
「差別的」
「気分にムラがありすぎ」
そういう職場では長く働けず辞めていく人もいます…😭
\ わたしの苦い体験談あり💦 /
▶【転職先がブラックは嫌!】訪問看護の転職ココを絶対確認&行動3選《失敗談あり》
よい訪問看護管理者はこんな人!その見極め方とは?
▶【訪問看護管理者と合わない!】辛い気持ちを我慢して働いている訪問看護師へ
「訪問看護を辞める」を乗り越えていくためには「努力」と「職場環境」両方が大事
訪問看護を辞めていかれた方にはそれぞれいろんな思いや事情があったと思います。
でも、
職場環境が正直悪かった…
というケースは多いです。
もちろん働いていくからには自身の努力は絶対必要です。
受け身すぎては成長できないし、進んで学ぶ・行動する姿勢はとっても大切です。
でも、誰もが最初は訪問看護初心者💦
どの分野も完璧な知識を持つスーパー看護師はそうそういません。
\ つらい…😭 /
・オンコールのプレッシャーを相談できない
・オンコールを持つ回数が多くてつらいことを相談できない
・オンコールの翌日の仕事がきついことを相談できない
・せめてねぎらいの言葉さえあれば頑張れるのにそれもない
・なんでも相談できる雰囲気がなくて結局ひとりで抱え込む
・不安な訪問があってもそれを言えない
・休みをもらうたびにいい顔されない
わからないこと、不安なこと、迷うこと、しんどいこと…。それらを言えない、受け止めてもらえない、親身になってもらえない…。
それでは前向きに頑張れるはずもありません。
結局、辞める理由は
「頑張りたくても前向きに頑張れる職場ではなかった」
に集約されるケースも多いです😢💦
辞めるを回避!働く訪問看護ステーションを変えてみるのもあり
わたしは3か所の訪問看護ステーションを経験してきましたが、それぞれでまったく特徴が違いました。
・忙しさ具合
・利用者さんの特徴(難病・がん終末期・小児・精神…)
・スタッフの人数
・管理者さんの人柄 etc…
訪問看護ステーションはほんとにそれぞれで特徴が違います!💦
▶なんでそんなにそれぞれで特徴が違うのかを解説している記事は【コチラ】
でも、必ず言えることは、
人間関係の良し悪しは
働きやすさに直結する
ということです。
わたしも人間関係では苦い思い出があります…
\ わたしの苦い体験談あり 😢/
▶【転職先がブラックは嫌!】訪問看護の転職ココを絶対確認&行動3選《失敗談あり》
声をかけあうなど普段からよいコミュニケーションがとれており、つらいことや悩んでいること、判断に迷うこと、なんでも話せる訪問看護ステーションは、
絶対やめたくなりません!
あわせて自身の不安や希望が解消される職場を選べれば絶対やめたいにはならないはずです😌
\ 失敗しない転職をしよう! /
▶【必見!】失敗しない訪問看護ステーションへの転職〜あなたにあう選び方を徹底解説!〜
前向きに頑張れる職場環境じゃない!と感じたときは、あなたらしく頑張れる訪問看護ステーションに働く場所を変えてほしいです✊✨
まとめ|辞める理由は人それぞれだけど働きやすい訪問看護ステーションであることは重要
結論、訪問看護を辞める理由は大きく分けると
・本質的にあわなかった
・職場環境が悪かった
にまとめられます。
本質的にあわなかった場合は、訪問看護を続けていくのはしんどいでしょう…。
でも、
職場環境が悪かっただけの場合は、働く訪問看護ステーションを変えると驚くほど働きやすくなる可能性があります✨
「訪問看護はとてもやりがいのある素敵な仕事」
それは間違いないです💪✨
▶訪問看護11の魅力を現役訪問看護師が徹底解説!【人生の財産を得られる仕事です】
訪問看護に興味のあるあなたには、ぜひ働きやすい訪問看護ステーションをみつけてあなたらしく生き生きと訪問看護をやってみてほしいな、と思います😊✨
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一緒に頑張りましょう♬
わからないことや質問があればいつでも聞いてくださいね😊
最後まで読んでいただきありがとうございました!